さっちゃんは3ヶ月の入院で
食事はかまなくてよい
とろみの食事のみとなってしまった。
形のある食事はむせで
他の器官に入ってしまう。
そうすると
誤嚥性肺炎になってしまうとのことだ。
逆に水ぽいものもだめらしく
水分もすべてとろみ剤をつけなければならない。
自宅に戻っても
すべてミキサーにかける食事となる。
具材の感覚がない状態で
トロっとしていないとだめなのだ。
離乳食みたいな感じだなと思った。
家のブレンダーで生姜焼きを試してみるとツナみたいになってしまった。
ジューサーに肉じゃがを入れてみたら
いい感じに成功し味も美味しかった。
だが「これ肉じゃがだよ」
ていわれても
のっぺらぼうであまり美味しそうではない。
やっぱり見ためと食感と味で
食事はいただいて
おいしいと感じるものなのだと思った。
だがしょうがない。
さっちゃんの食事の様子を
見学しに病院へ行った。
スプーンで食べさせていくと
2割くらいで
すぐに疲れて
「ごちそうさま」
と言い始めたさっちゃん。
少し前まで隠れて息子のベーグルやら
みんなが食べないでと思ってるお菓子を食べたり
トイレ行きがけに飴舐めたり
口に何か入れることが大好きだった。
今は
なんとも食べることが疲れてしまうようだ。
そうなるんだと驚いた。
食べることが疲れる感覚というものが
あるんだ。
というのも
このゼリー感
はんぱない食事では
そんなにがっつりは食べないというのも
否めない。
数日前に行われた退院カンファレンス
(私と旦那と看護士とケアマネと相談員さんの退院への打ち合わせ)では退院後の生活全般心配しかないと私と旦那は青ざめていた。
そんな中、食事指導の飯豊まりえさんのような可愛らしい栄養士さんが来てくれて「病院ではいっぱい品目だしてるけどおかゆとおかず、高栄養とれるゼリーでいいよ」
と優しく言ってくれてほっとした。
今日は私がさっちゃんを車椅子へ
抱えての移動も3日前より軽くできた。
(体がしっかりしてきた)
しゃべることも疲れるのかあまりしなくなっていた。
しかし、帰りがけには
「あなたずいぶん地味な服来てるのね」
とか最近言わなかった定番の小言も聞けて
少し元気なったなと嬉しかった。


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